2017/9/29(金)
着こなし(レイヤリング)で
快適性、安全性が変わるのご存知でしたか?
ウェアの構成を「アウターレイヤー」「ミドルレイヤー」「ベースレイヤー」の3グループに分けて重ね着し、
天候や運動量に応じて着脱することで温度調節を行い、ウェアの性能を発揮させることをレイヤリングといいます。
適切なレイヤリングでそれぞれのウェアの特性を生かし、アウトドアアクティビティをより快適に、そして安全にお楽しみください。
レイヤリングの基本
山の気温について
山は、標高が1000m上がるごとに気温が約6℃下がると言われ、さらには風速1mごとに体感温度が約1℃下がるとも言われています。たとえ街中が暖かくても、山中は冬の気温と同じであることが珍しくありません。気温の変化に伴った、体温調節が重要となってくるのです。
気温…………標高が1000m上がると気温は6℃下がる。
体感温度……風速1mごとに体感温度は1℃下がる。
アウターレイヤー
レインウェア
傘が差せない状況ではレインウェアは必要不可欠です。
また、雨避け以外に防寒儀としても重宝。防水透湿性に優れているものがおすすめ。
ミドルレイヤー①
ダウンジャケット
軽量ダウン。
重ね着として中に着込むと防寒対策になります。
特にレインジャケットとの併用は効果的。
登山の必需品。軽量ダウン。
衣服内温度+2度以上。3in1ジップ対応のアウターと連結可能。
コンパクト収納のスタッフサック付き。
一部店舗ではお取扱いしていないか、お取り寄せになる場合があります。
ミドルレイヤー②
フリース
保温性と吸汗速乾性に優れたウール素材のものがおすすめ。合わせて発熱機能や抗菌防臭機能が付いているものだと快適に過ごしやすいです。ジップ付き、クルーネック、山シャツと種類も豊富ですので、自分の好みに合ったタイプを選びましょう。
年間を通じて重宝する、薄手フリースジャケット。
「静電気防止」機能付き。抗菌防臭加工。一部店舗ではお取扱いしていないか、お取り寄せになる場合があります。
ベースレイヤー
インナーウェア
吸汗速乾機能や保温機能の付いたアンダーが必要。汗冷えを防ぐので快適に過ごせます。
3WAYジャケット
ゼビオおすすめ!
2つで3役!3WAYジャケット
3WAYジャケットとは、2つのアウターレイヤー、ミドルレイヤーを組み合せて3通りの使い方ができ、環境や目的に合わせて自由にカスタム可能なウェア!
※3WAYジャケットはセットで販売していないものがあります。その際は同じサイズ・ブランドのものをお選びください。
レイヤリングだけではない!登山必須アイテム
レイヤリングにかかせない!
ザックの上手な収納方法!
ザックの基本的な荷物のつめ方は下記が基本となります。
ウェア系は軽いものなので、下に入れるのが基本ですが、行動中に出し入れを考えると上のほうに収納したほうが便利です。
また、ザックによっては下からも取り出せるような機能のあるものもあります。
ザック
旅行やハイキングには20L。日帰り登山には30~40Lがおすすめ。
必ず試着し、自分の体に合ったものを選びましょう。
ザックカバー
ザックやリュックサックは完全防水ではありません。
雨天時はカバーをかけて、濡れるのを抑えましょう。
レイヤリングだけじゃない!
登山必須アイテム!
冷たい空気にさらされないように、耳や指先などの末端部を守る帽子・グローブ・ソックスは冬の山歩きの必須アイテムです。
ニット帽や防寒手袋でしっかりと暖めてあげましょう。ソックスは厚みのあるものを選択して指先が冷えないように。
また、コットン素材は保水してしまうため、おすすめできません。ウイックロン素材やウール素材のものを選びましょう。
フリース
防寒対策で軽く暖かいフリースを用意しましょう。
帽子
山の紫外線は強いです。UV対策に必ず被りましょう。
グローブ
けがを防ぐためにもストレッチ性に優れたグローブを用意しましょう。
雨対策や防寒用のグローブもあります。使用用途にあったものを選びましょう
ソックス
吸汗速乾性の高い素材を使用したものがおすすめ。厚手のウール素材は防寒対策にもなります。
サポートタイツ
筋肉保護機能があることで疲労を抑え、筋肉痛や関節痛の軽減に繋がります。
シューズ
防水透湿性素材を使用したものを着用しましょう。
旅行やハイキングには動きやすいローカット、登山には足首守るハイカットがおすすめ。