ゼビオのアウトドア特集:WakuWaku Outdoor

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車中泊で、くつろぎの旅。

お盆休みなどの大型連休はいつもより少し遠出したい、そんな方も多いのではないだろうか。ホテルや旅館に宿泊するのもいいけれど、車中泊をマスターすれば旅がもっと自由になるはずだ。そこで、マイカーを寝室に変える車中泊のコツをご紹介しよう。

車は工夫次第で、寝室になる。

車は工夫次第で、寝室になる。画像車中泊をするなら、まずはどんな車でいくかがポイントになる。基本的に、大人が横になれる広さがあり、床面がより平らであるほど快適に休める。車体の全長が短い軽自動車やシートアレンジが利きにくいセダンタイプなどは、車中泊には向かないかもしれない。車中泊に適した車は、やはりワンボックスタイプ。車種によってはシートをフラットにできるものもあるようだ。出発の前には車内をきれいに掃除して、シートがしっかり稼働するかチェックしておくといいだろう。

快眠のコツは、凸凹軽減。

快眠のコツは、凸凹軽減。画像実際に車中泊をする時には、シートを倒した時に生じる凸凹をできるだけ減らすのがコツ。シートの隙間に、タオルなどの布を丸めて詰め込もう。そうすれば、床面がよりフラットになり、睡眠時の快適さに大きな差が出る。一通り隙間を埋めたら、空気を入れて膨らましたエアマットを敷く。適度なクッション性があるので、残った凸凹やシートの曲線を、さらに軽減してくれるだろう。これで敷き布団が完成。続いて、掛け布団は季節に応じてお好みで選べばいいが、封筒型の寝袋ならチャックをはずして広げるだけで十分心地よく過ごせるはず。このようにいつもの車に少し工夫するだけで快適な寝室が出来上がるのだ。準備も車中泊の醍醐味のひとつ。家族や仲間たちと協力して、楽しみながらセッティングしよう。

快眠のコツは、凸凹軽減。画像車中泊は、ホテルや旅館に泊まるよりローコストに抑えられるだけではなく、時間を有効に使えるのも魅力だ。例えば、登山なら前夜に登山口まで車で行き、そこで車中泊すれば、翌日は早朝から山登りができる。旅の自由度が一気に高まるだろう。また、車の中で家族と過ごす非日常の体験は、子どもたちの忘れがたい思い出になるはずだ。車中泊、ぜひ試してみてほしい。

ここがポイント

  1. 時間が有効に使える!
    登山口や公共施設の駐車場など、宿泊場所が広がり、旅程の自由度が増す。
  2. お財布にやさしい!
    車中泊なら、宿泊施設を利用するより費用を抑えることができる。
  3. 非日常のワクワク感!
    いつもとは異なる空間で家族と一夜を共にすることで家族の絆が深まるだろう。
  4. やるほどにカスタマイズ!
    今回ご紹介したのはほんの一例。もっと快適な自分流の方法を見つけ出して欲しい。