ダッチオーブン
脱!焼肉・バーベキュー
ダッチオーブン
魔法の鍋「ダッチオーブン」焼く、炒める、揚げる、炊く(煮る)、
燻製、なんでもできるカワイイヤツ
ダッチオーブンは鉄の特性が最大に活かされた、まさにオールマイティーな鍋。 鋳鉄(ちゅうてつ)という素材で出来ています。ダッチオーブンで作った料理がおいしいのはこの鋳鉄のお陰といっても過言ではありません。
ダッチオーブンで作った料理のおいしさの秘密
熱伝導率が高い…早く調理ができ、またムラなく仕上がります。
蓄熱量が多い…時間がたっても温かな食事が出来ます。
ふたが重い為、圧力鍋のような使い方が出来ます。うまみを閉じ込めます。
ダッチオーブン七変化
オーブン
あらかじめダッチオーブンを火に掛けて暖めておくことで、オーブン料理が出来ます。食材の表面を一気に焼いて、うまみを閉じ込めるのがポイント。
煮物
他の鍋と同様、始めから食材を入れてぐつぐつ煮てOK。
燻製
ダッチオーブンにアルミホイルを敷き、チップを入れて網を乗せれば燻製セットの出来上がり。
炊く
米などは普段よりも水を多めにして炊くのがコツ。
揚げる
普段と同じように調理してOK。油の処理は気をつけたいところ。
焼く・炒める
蓋を裏返してフライパン代わりに。蓋を裏返さないで使えばジンギスカン・プルコギもできます。
蒸す
ステンレスプレートで簡単蒸し料理。
ダッチオーブンの火加減
ダッチオーブンは墨で調理するため、火加減が最重要。せっかくの料理を丸焦げにしないよう、上手な火加減を身に着けたいものです。始めは豆炭(チャコールブリケッツ)からチャレンジしてみましょう。大きさが均等で火力調整がしやすいのでビギナーにも安心です。
チャコールブリケッツの『3アップ・3ダウン方式』
蓋に乗せる炭の数を【ダッチオーブンの直径+3個】下におく炭の数を【ダッチオーブンの直径-3個】にすると内部温度がお よそ150℃になるといわれています。オーブン料理の際に参考にして見てください。ただし、この温度はあくまでも目安です。気温や風などによっても状況が 変わりますから、料理の加減を見ながら調整することが必要です。
ダッチオーブンのアクセサリー
ダッチオーブンだけでもおいしい料理が作れますが、
レパートリーを増やしたり、簡単においしくつくりたい!というときは便利なアクセサリーを使いましょう。
ステンレスプレート
脚の付いた網。
ダッチオーブンの下に敷いて使うと蒸し料理が楽に出来ます。
アルミホイルと足がない網で代用可能です。
エクストラスペーサー
脚の付いていないダッチオーブンの台として利用します。
火加減調節が容易で、ステンレスプレートと併用すれば更に底上げできます。
トリベット
「鍋敷き」という意味ですが、ダッチオーブンの場合は中に敷きます。
余分な水分や油分を下に落とし、おいしく仕上げてくれるんです。