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【第1回】スポーツを楽しむためのシューズ選び

  1. 【第1回】スポーツを楽しむためのシューズ選び

2018/12/11(火)

スポーツ時はもちろん、日常生活にも欠かせないフットウェア。最近はランニングの流行やシューズを扱うドラマなどによって、ますますアイテムが増え、テクノロジーも進化してきました。それだけに最適なシューズを選ぶのも大変です。シューズ選びのポイントについて、スーパースポーツゼビオで働くプロフェッショナルに話を聞きました。

今回お話を伺ったのは

  • スーパースポーツゼビオ郡山西ノ内店
    シューズ&アスレコーナー担当マネージャー
    福島・新潟エリアシューズ商品リーダー
    天野良貴さん

シューズを購入する際は、自分の足に合った物を!

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最初にざっくりと聞いてしまいますが、シューズを選ぶ際に大切なことは何でしょうか?

天野:

ひと言で要約すると「自分の足に合った物を選ぶ」ということです。ただ合った物と言っても、足の長さもあれば足の幅もあります。とにかく自分の足に合った物を選ぶことが大前提ですね。

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それは競技で使う物であるとか、趣味で使う物であるとか、普段使いの物であるとかに関係ないということですか?

天野:

そうです!大きさだけでなく、サイズの違いにも注意しなくてはなりません。同じような大きさでもメーカーごとに形が異なります。ブランドやモデルによっても、それぞれ傾向がありますね。

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大切なのは足の形に合った物を選ぶことということですが、そもそも自分の足の形を知るにはどうしたらいいのでしょうか?

天野:

スーパースポーツゼビオでは、足の長さや幅を手作業で計測するサービスと、PCに接続した機器で足圧、重心の位置などを計測するサービスを提供しています。この二つを組み合わせれば、大部分のお客様の足の形やくせが把握できるでしょう。

全国各地の店舗で、自分の足の形が調べられる。

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それらを調べる機器は、スーパースポーツゼビオ全店に導入されているのですか?

天野:

その通りです。いくつか種類があるものの、スーパースポーツゼビオであれば全国全店で足の大きさ、形、足圧、重心バランスなどが計測できるようになっています。スーパースポーツゼビオでは「健脚工房」という名称で、足型測定を行っているんです!

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その足型測定は、どういった流れで調べるものなのでしょうか?

天野:

基本的な流れとしては、まず「Foot Navi」という機器で足圧を計測することからスタート。これは両足の重心、片足ごとの重心がそれぞれ分かる機器です。土踏まずの高さの傾向や指先の着き方、浮き指かどうかも分かるんですよ。Foot Naviの次には、木型の測定器で足のサイズを計測するというのが一般的な流れですね。

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木型の方では、何を計測するのでしょうか?

天野:

足の長さと幅を測ります。計測器に立っていただければ、すぐに測れるんですよ。

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計測する際の注意点についても教えてください。

天野:

なるべくいつもと同じ状態で計測できるよう、ご協力いただいています。手荷物などを手放して計測することはもちろん、背筋を伸ばしたり、力んだりしないように注意。普段のくせが分からないと正しくアドバイスできないため、いつも通りに計測することが大切なんです!また計測の際には、足についての悩みや自覚症状などについてもヒアリング。なるべく多くの情報を聞き出すようにしています。

お客様から悩みを聞き出し、改善に向けてナビゲート。

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それではここで、Foot Naviの計測サンプルを見てみたいと思います。

天野:

Foot Naviでは計測時に分析したシートを出力しています。このシートでは両足の重心も、片足ごとの重心の位置も確認することが可能です。このうち片足ごとの方は、重心が赤い四角に位置するのが理想的。ただ、実際に体重が掛かっている箇所は黄色く表示されます。たとえば左足はかかと、右足は指先に体重が掛かる場合、体にねじれが生じるので、人によっては胃もたれなどの症状が出る可能性もありますね。

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ほかにも土踏まずがまったく表示されなかったり、指先が着いてなかったりするケースも見られますね。

天野:

後者がいわゆる浮き指の方なのですが、意外に多くいらっしゃいますよ。またデータを取るだけでなく、お客様自身が何に悩んで何を解決したいと望んでいるのか、そこを聞き出してナビゲートするのが大切!さらに測定するというサービスは、実際の店舗でしか行えないというところがポイントです。現在はインターネットも普及し、商品情報などは世の中にあふれているのですが、商品以外の価値をお客様に届けるという意味で非常に大切なサービスだと考えています。

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実際に利用された方からの反応はいかがですか?

天野:

なかなかポジティブな反応をいただいています!スーパースポーツゼビオでは、計測したフィッティングカードとフットナビデータのシートをセットにしてお渡ししているのですが、一度測定された方の中には、次のご来店時に測定シートをお持ちいただく方もいらっしゃいます。

バリエーション豊富なアイテムから、最適な一足を提案。

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新しいシューズを選ぶ際にも、探しやすくなりますね。

天野:

アドバイスする側としても話が早いです!また計測時と別のスタッフが対応する場合でも同様でしょう。

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足型測定の結果が出た後は、どのようにシューズ選びをアドバイスしているのでしょうか?

天野:

まずはお客様に両足の重心の位置、片足ずつの重心の位置、足の形などについて説明します。また結果を基に、予想される自覚症状についてヒアリング。お客様情報を収集したうえで、シューズや中敷などの商品を提案しています。たとえばランニングシューズを提案する際には、ジョギングに使うのか、ウォーキングに使うのか、マラソンに使うのかによって商品が変わります。足の情報に加え、お客様のニーズにも合わせた商品を提案しています。

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たとえばどういった方に、どんな商品を提案しているのでしょうか?

天野:

土踏まずが高い方は足が固く、衝撃を吸収しにくいと考えられることから、クッション性の高いシューズを提案。逆に扁平足の方は、足が内側にぐらつく可能性があるため、柔らかい物より安定感のあるシューズをオススメしています。商品バリエーションに関しては、スーパースポーツゼビオとして自信を持って取りそろえているので、ぜひご相談いただければと思いますね!

ニーズに合わせ、スポーツナビゲーターがアドバイス。

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スポーツや競技によって、シューズ選びに違いはあるのでしょうか?

天野:

足に負担の掛かりやすい場所は、スポーツや競技によっても大きく異なります。ランニングなら踏み込んだ際に体重の3〜4倍の圧力が掛かると言われますが、歩くだけなら1.2〜1.5倍ほど。バスケットボールやバレーボールなどのジャンプ競技だと、7〜8倍の衝撃とも言われています。スポーツや競技の特性によって、選ばなければならないでしょう。

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そんなに違いがあるんですか!競技以外で使うシューズの場合も、選ぶポイントがあるのでしょうか?

天野:

ランニングとウォーキングでも足の動きは大きく変わります。たとえばランニングは両足が地面から完全に離れる瞬間がありますが、ウォーキングの場合は必ず片足が地面に接しています。ランニングにはランニングシューズ、ウォーキングにはウォーキングシューズを選んでください。日常生活に機能性を求めるかどうかで選び方も変わりますが、足に合ったサイズの物を選び、正しい履き方を心掛けるだけでも違うので、気を付けたいところですね。

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何度かおっしゃっている、正しいシューズの履き方についても教えてください。

天野:

足は人間の体でも特に関節が多く、デリーケートな部分となっています。中でもかかとの骨は大きくて重いため、まずはかかとを安定させることが重要!シューズを履く際はかかとを地に着けて爪先を拳ひとつ分上げ、足の先から足首に向かってひもを締めていくようにしましょう。ただし締めすぎると甲の部分が痛むので、足の形に沿うように締めてください。

軽さとクッション性を備えた、オススメのシューズ!

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最後に、いまオススメしたいシューズなどはありますか?

天野:

いま押しているシューズブランドと言えば「HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)」です!これまでのシューズは軽くて薄い物か、クッション性が高くて重い物だったのですが、これは軽さとクッション性を両立させたアイテムとなっています。業界でも厚底クッションが流行しているのですが、その中でもパイオニア的存在として注目されているブランドです。

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最寄りの店舗で探してみたいと思います!

天野:

このほかインソールもバリエーション豊富に取りそろえています。入手しやすく使いやすいSIDAS、ザムストなどのアーチサポートインソールは、疲労軽減にも役立ちます。またカスタムバランスは、熱成形で足に合った形のソールがカスタムメイド可能なアイテム。10分ほどで足に合ったインソールが入手できるでしょう。3点支持のB−POWERインソールは、パフォーマンスを上げたい方にオススメ。シューズと合わせてご活用ください!

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ありがとうございました!

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